胃痛など消化器系の疲労や風邪、ひいては成人病などいつもなんらかの不調を抱える人が増えています。病気自慢が多いおとなの会話は、あまり面白くないですよね。そんなときこそ食生活での健康管理が大切です。

食欲がない、二日酔いで食べられない、食べすぎが続いて胃がもたれている、というような消化機能の停滞には新座市の名産食でもあるサトイモが効果的。サトイモのぬめりに含まれているムチンという成分が胃や腸の潰瘍を予防し、食物繊維も多く含むので便通も整えます。また“万病のもと”と言われる風邪には、まず解熱作用のある梅干（越生町）を。ゆずワイン（毛呂山町）をホットで飲んでビタミンCとフラボノイドも補給しましょう。

成人病にはうなぎや緑茶などが効果的。夏ばて防止食のイメージが強いうなぎですが、実は血圧上昇抑制、悪玉コレステロール減少、中性脂肪減少、抗酸化作用など成人病対策に有効です。日本人に馴じみ深い緑茶にも、同じような効能があるので上手に取り入れたいですね。