

お茶がおいしい飯能では、和菓子づくりも盛んです。市内にある多くの和菓子店には『飯能の特産』と自慢できる銘菓が並んでいます。
例えば酒粕の香りが鼻腔をくすぐる「甘酒まんじゅう」や、それを焼いて秘伝の味噌をつけた大胆な「味噌づけまんじゅう」。
中でも、おもしろエピソード付きなのが「四里餅」。"食せば西川材を積んだ筏(いかだ)でも、四里の急流を尻餅をつかずに竿1本で乗り切れる"となかなかにパワフルないわれ。
お味のほうは甘さ控えめ。けれども洒落はバッチリ利いたおいしい大福です。さて、実際の効果のほどは……。




四里餅に負けず人気なのが名栗地区の主婦が手づくりしている「名栗まんじゅう」(写真)。ぜひ一度ご賞味を。

問い合わせ
飯能商工会議所
TEL 042-974-3111
飯能市本町1-7

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ルバーブは成長すると2mほどにもなる、シベリア原産のフキのような植物。名栗地区で栽培され、そのしっかりとした茎をジャムに仕上げました。
暖色系のジャムを見慣れている現代人にとって、名栗の山里を彷彿とさせる「緑のジャム」は、見ためが新鮮。食べると日々の生活で不足しがちな栄養素を、一気に補ってくれるような甘酸っぱさ。実際、食物繊維とカルシウムが豊富なことから特に女性からの支持が厚く、休日には多くの人がジャムを求めてやってきます。雑誌やテレビでも紹介され始めているとか。キタ!ルバーブ、ブームの予感です。




ドイツでは、春の訪れを知らせる植物とされているルバーブ。まるで日本の「ふきのとう」みたいですね。

問い合わせ
飯能市市民生活部
商工観光課
さわらびの湯
TEL 042-979-1212
飯能市下名栗685 |
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川遊びや遠足の子どもたちが楽しむにぎやかな声が絶えない飯能河原。都心からわずか1時間ほどで自然に親しめる場所として、多くの人が訪れています。周辺の河岸緑地は独自の自然景観が守られるよう平成8年(1996年)には「さいたま緑のトラスト保全第4号対象地」に指定されました。
所在地/ |
飯能市大河原 |
電話/ |
042-973-2111(飯能市観光協会) |
交通/ |
電車:西武池袋線 飯能駅下車北口から徒歩15分 車:圏央道狭山日高ICから約20分 |


フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン童話」の世界がモチーフになっている公園で、子どもの夢を育む絵本の世界が広がっています。また、ハイキングコースにもなっており、標高180mのパノラマが広がる桜山展望台に行くこともできます。
所在地/ |
飯能市大字阿須893-1 |
電話/ |
042-972-7711 |
交通/ |
車:圏央道狭山日高ICから20分 |
開園時間/ |
9時〜17時 |
定休日/ |
月曜(祝日の場合はその翌日。12月28日〜1月4日は休み |


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市の面積のおよそ4分の3を森林が占め、木のありがたみ、温もりを誰よりも知っている飯能の人々。
ここは江戸時代から林業で栄えた地。入間川、高麗川流域で生産される杉や檜などは、「西方の川から流送される木材」、すなわち『西川材』と呼ばれ、色艶の良い良質な木材として親しまれてきました。現在でも西川材は、建築材として高い評価を受けています。
豊かな自然に恩恵を受けてきた飯能には、狭山茶を始め舌を唸らせる味覚がいっぱい。森林から放出されるしっとりとした空気と、清流の音色を楽しみながら、あなた好みの「うまいもん」を探しに飯能へ出かけましょう。

飯能市
市役所所在地
〒357-8501
埼玉県飯能市大字双柳1-1
TEL 042-973-2111


飯能商工会議所


総面積 193.16平方キロメートル
総人口 83,871人 |