

文化の香り高いところには、銘菓あり。神社の鳥居と杉の木が描かれた皮が、歴史を語りかける「長宮最中」もまさにこの地の文化に育まれたお菓子。旧上福岡市の総鎮守として親しまれる長宮氷川神社に因んだ最中です。ぱくっと一口いただくと、あんの中から芋の甘露煮がひょっこり。お宝発見の気分ですよ。
旧上福岡市に名を響かせる郷土太鼓に因んだのは、同名のサブレ「福岡太鼓」。太鼓を横から見たデザインで、サクッと頬張れば、焦がしバターの香りと共にドンドンと太鼓の音頭が聞こえてきそう。でもバチはどこ?パッケージをご覧あれ。




問い合わせ
志まだ
TEL 049-261-0380
ふじみ野市福岡中央1-4-7




問い合わせ
オガワヤ
TEL 049-261-1403
ふじみ野市上福岡1-4-13 |
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きんぴらといえば、ご飯のお供。行儀が悪いとわかっていながら、白いご飯の上にのせて食べたくなります。では、ラーメンの上には? ふじみ野市ではのってしまったのです。驚くことに、絶妙な歯ざわりが新感覚。
きんぴらラーメンは、スタンダードな醤油ラーメンにきんぴらがのったご当地ラーメン。にんじん、ごぼうの産地である入間地域の強みを生かして、しっとり麺の上にシャキシャキのきんぴらをトッピング。店舗によって麺とスープはそれぞれの味が楽しめるので、味比べに食べ歩いてみてはいかがでしょう。




きんぴらは、麺との歯ざわりの差をやわらげて食感をよくするため、やわらかめに炒めてあるのがおいしさのポイント。市内の中華料理・ラーメン店で食べることができます。

問い合わせ
ふじみ野市上福岡中華料理組合
TEL 049-261-3280(黄河菜館)
ふじみ野市上福岡1-3-10 |


正和3年(1314年)創立と伝わる寺院。正式名を真義真言宗羅陀山地蔵院薬王寺といい、地域では武蔵野地蔵院と呼ばれています。鎌倉時代から南北朝時代に活躍した武将、二階堂氏が勝利を祈願したという境内にある、樹齢350年以上と推定される「しだれ桜」は、春の彼岸の頃に咲く、 江戸彼岸 の変種です。
所在地/ |
ふじみ野市亀久保3-11-1 |
電話/ |
049-261-0327 |
交通/ |
車:川越街道 亀久保交差点から川越方面へ約700m直進 境内自由 |


明治初期(1870年頃)に建てられた問屋「福田屋」を移築保存している建物。福田屋は、福岡河岸で回漕業と肥料・薪・農産物の仲買い商として繁栄しました。屋敷の敷地内には最盛期には18棟もの建物がありました。その中で、現在は母屋・台所、離れ、文庫蔵の3棟が残っており、資料なども見られる記念館に。福岡河岸の歴史が感じられる建物です。
所在地/ |
ふじみ野市福岡3-4-2 |
電話/ |
049-269-4859 |
交通/ |
電車:東武東上線 上福岡駅から西武バス川崎バス停下車徒歩3分 |
開館時間/ |
10時〜16時 定休日/月曜日(月曜日が祝日なら翌日も休館)、祝日、12月27日から1月4日まで |


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平成17年(2005年)10月1日に「上福岡市」と「大井町」が合併して、「ふじみ野市」として新たなスタートを切りました。
新しいといってもその歴史は古く、江戸時代初期から昭和初期までは新河岸川の舟運で栄えたまち。それ以降も水運にかわりこのあたりの主要な交通手段になった「東武東上線」の歴史と共に発達してきました。ここは、いつの時代も人の行き来の活発なまちです。
舟や電車によって流行の文化がどんどん入ってくるという古くからの土地がらからか、ふじみ野市には一風変わったアイディアのごちそうがいっぱい。味見してみればきっとお気に入りになる、愛すべき変わり者たちです。

ふじみ野市
市役所所在地
〒356-8501
埼玉県ふじみ野市福岡1-1-1
TEL 049-261-2611


上福岡市商工会


大井町商工会


総面積 14.67平方キロメートル
総人口 102,364人 |