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わたしと埼玉、味なはなし:北斗 晶

北斗 晶
実家でとれる新鮮な無農薬野菜が家族みんなの元気の源ですね

住まいは土に囲まれたふるさとの吉川市


北斗晶さん一家は以前は東京都目黒区に住んでいたこともあったそうですが、現在は北斗さんの故郷であり、なまずなどの川魚料理が有名である吉川市にお住まいです。

「長男が生まれてから実家の近くに家を建てたんです。東京では土に触ることもできないし、犬を散歩させるにもアスファルトの上だったりして味気ないですしね。健介(夫君のプロレスラー・佐々木健介さん)も遠征が多いので、私と子どもたちだけにはしておけないなんていらない心配するもんだから(笑)。」

歩いて数分の場所には農業を営むご実家もあるという土に囲まれた豊かな環境で、北斗さん、夫君、小学校1年生の健之介君と3歳の誠之介君、そして18歳の若手プロレスラー・中嶋勝彦君が一緒に暮らしています。そんな北斗さんの「ふるさとの味」といえば、やはり実家の畑でとれる野菜です。

「自慢じゃないですけど、実家はかなり大きい農家なので(笑)、いろんな野菜を作ってます。小松菜、白菜、山東菜、大根、なす、トマト、きゅうり、いんげん、ピーマン、じゃがいも……それに餅米も。山東菜をお新香にしたり、梅の木があるので梅干しも作ります。家で使う野菜は半分以上自給自足ですね。実家で作ってない作物も近所の農家に分けてもらったりしてます。」

子どもの頃から鮮度抜群のおいしい野菜を食べて育ってきた北斗さんは、好物といえば肉や魚よりも野菜。それだけにスーパーなどで売っている野菜では物足りず、無農薬で作ったふるさとの野菜にこだわりがあると言います。


にぎやかな食卓には旬野菜の料理がどっさり

「例えばじゃがいもなんて北海道ってイメージがあるじゃないですか。でも埼玉の畑でとれるじゃがいもだってすごくおいしいんですよ。とれたてをそのまま蒸かして塩をぱらぱらっとかけて食べるともう最高。ねぎなんかもすごく太くておいしいし。とれたての野菜ってすごく甘いんですよね。私の場合、それが当たり前になっちゃってるから(笑)。」

食卓にはいつもとれたての旬野菜を使った料理がどっさり。夫君と中嶋君はもちろん大食漢。また、おいしい野菜目当てに(?)、友だちや仕事関係の人などが入れ替わり立ち替わり訪れるのだとか。食事の用意も大変そうですね。

「料理は好きだし、全然苦になりませんよ。野菜が足りないときは、お客さんに『ちょっと畑に行ってとってきて』なんて言ってますし、気を遣わないんです(笑)。食事はやっぱりみんなでわいわいやりながら食べるのが好きですね。」

“鬼嫁”なんて言われながら、実はふるさとの味を大事にする料理上手の素敵な奥さんでありお母さん。そんな北斗さんの優しい笑顔のルーツは、ひょっとしたら地元・吉川市産のとれたて野菜にあるのかも。



北斗 晶

ほくと・あきら。吉川市出身。1967年生まれ。84年に16歳で全日本女子プロレスに入門。85年にプロレスラーとしてデビュー。「デンジャラスクイーン」と呼ばれ人気を博した。95年にプロレスラー・佐々木健介選手と結婚。2002年に現役引退後、一時期主婦業に専念していたが、佐々木選手のマネージャーとして表舞台に復帰し、タレント業もスタート。「鬼嫁」キャラでお茶の間の人気者に。現在は株式会社健介オフィスの代表取締役も務める。


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