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わたしと埼玉、味なはなし:ダンカン

ダンカン
いつも傍らにあったから当たり前に食べていた味

柚子、芋、梅に囲まれてたオレの“埼玉な日々”


「柚子かぁ…そういえば実家の庭にも、ガキの頃から柚子の木が1本あったな。」

柚子の名産地、毛呂山町ご出身のダンカンさん。

「世間では冬至には柚子湯に入るけど、毛呂山では冬は毎日柚子湯。豪華かな?当たり前すぎて気付かなかったな。」

今でも帰省すると、本サイトでも紹介している“ゆずうどん”を食べに行くとか。

「香りが良くて旨いよね。あと子どもの頃食べたのは、川越芋せんべい。川越には小学生の時よく遊びに行ったよ、東武東上線で。ファーストフードのハンバーガーデビューも川越だった。」

そして高校生の頃は、越生梅林へ遊びに行ったそうです。

「梅林は、うわっと梅の香りがして見事です。越生とか東松山、吉見百穴の方にも友だちが住んでました。今はやきとり(豚)が有名だけど、あの時代はまだ、みんな穴の中に住んでて、猪を素手で捕まえる原始的な生活だったからね…(と、遠い目をするダンカンさん)。いや、まぁ、冗談だけど。」


意外にも? 子どもの頃の食卓は洋食のオンパレード

「オヤジが米軍基地のコックだったので、食事は毎日お土産の洋食でした。スペアリブとか、そんなんばっかり。クリスマスの時期は、40年前に七面鳥の丸焼きや、甘ったるいケーキを食べましたよ。」

家庭はおふくろの味より、コックの味だったようです。では、今は?
「一番好きな味? ビールだね!」
と断言。その他にはビールに良く合う冷奴、酢の物、しめ鯖が次点。基地仕込みのアメリカンな食事で育ったダンカンさんはその反動か、今やすっかり和食(ビール?)党のよう。3人のお子さんにも魚を積極的に奨めているのだとか。

「子どもはどうしても肉、肉って言うけど野球やってた自分の経験から、魚を食べてるやつは体がでかくなるのがわかる。骨が育って基盤が大きければ丈夫な体ができますからね。あと、アルコールはほどほどに。子どもですから(笑)。」とまた、冗談。


都会も田舎も味わえる。これが埼玉のいいところ


「埼玉はね、住んだ方がいいよ。すぐ都内に出られて、疲れちゃったらすぐ田舎っぽい家に帰れてさ。上手くやれば、頭の中をクリーンに切り替えられる。住むなら埼玉、これはほんとう。」
と、埼玉の魅力を語るダンカンさん。毛呂山町も住んでほしい候補のひとつだそう。桂木観音の周辺は自然の宝庫で、幼い頃は川で泳いだり、鮠(はや)を捕ったりと遊びに事欠かなかったそうです。
「小学校低学年くらいまでは蛍も見られたんだよね。」
今では鎌北湖にキャンプ場が整備されているので、気軽に雄大な自然を楽しめるということです。

では郷土愛溢れるダンカンさん、埼玉をおすすめするセールストーク、お願いします。
「えー皆さん、今でもおふくろが一人で住んでるので、遊びにいってやってください(笑)。」



ダンカン

だんかん。毛呂山町出身。1959年生まれ。趣味は野球と釣り。阪神タイガースの熱狂的ファンとしても知られ、野球関連の著書も多数執筆している。また、多くの映画やドラマに出演し、味のある演技を披露しているが、最近では自ら監督・脚本・演出を手がけた映画「七人の弔」を製作(好評発売中・DVDレンタル中)。新たな魅力を開花させ、その実力は高い評価を受けている。


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