

歴史ある宿場町だけに由緒ある和菓子店がたくさん並ぶ春日部ですが、ここでは春日部名物にちなんだ和菓子をご紹介。
人気の和菓子「羽子板最中」は、第二次世界大戦後、浅草の羽子板職人が移り住んだことから産業として根付いた春日部の押絵羽子板を、まるごとモチーフにした最中です。絵柄はやっぱり“藤娘”。良質な小豆あんに栗をのせた上品な味わいは、春日部銘菓の一つとなっています。一方、その名も「藤娘」というお菓子は小倉あんをパイ生地に包んでさっくり焼き上げたモダンなパイまんじゅう。名物の藤をフィーチャーしているということでおつかいものにも人気です。




市の花である藤、そして羽子板や県指定無形民俗文化財「やったり踊り」など春日部の特色を生かしたモチーフの菓子に力を入れている和菓子店が市内に数多くあります。お散歩がてら、ショーウインドウを覗いてみては?

問い合わせ
春日部市役所環境経済部商工観光課
TEL 048-736-1111
春日部市中央6-2
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凧をモチーフにした庄和の大凧あげ祭りは、男の子の誕生を祝う祭りとして毎年端午の節句に開催されてきました。江戸時代から始まった祭りは次第に規模が大きくなり、今では凧の大きさも日本一に。祭りが行われるGW中は多くの観光客が訪れます。
もちろん、地域の自慢の味は大凧にちなんだお菓子の数々。いずれも飾り気のない、素朴な味わいは、伸び伸びと育つ子どものようにおおらかです。




春日部市内の庄和地区は、緑豊かな田園地帯、大凧あげ祭りのほかにも見どころはたくさん。週末のドライブコースにいかがですか? お土産にはもちろん大凧にちなんだお菓子をどうぞ。

問い合わせ
春日部市役所環境経済部商工観光課
TEL 048-736-1111
春日部市中央6-2 |
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千二百余年前の弘法大師お手植えの藤が発祥と伝えられている国指定特別天然記念物、牛島の藤を有する庭園。根元から数本に枝分かれしており藤棚面積700 m2に至るという藤の木が合計3つあり、2ヘクタールに及ぶ敷地いっぱいに咲き誇ります。世界一とも讃えられる花時の眺めは、例年4月下旬から5月上旬までです。
所在地/ |
春日部市牛島786 |
電話/ |
048-752-2012 |
交通/ |
電車:東武野田線 藤の牛島駅下車徒歩10分 車:東北自動車道岩槻ICから15km(20分) |
開園期間/ |
毎年4月中旬〜5月上旬(※詳細は電話でお問い合わせを) |
開園時間/ |
8時30分〜18時 |
入園料/ |
入園保存料として大人1,000円、子ども500円(4歳以上小学生まで) ※団体割引…30名様以上 1割引 |


大凧あげ祭りで有名な庄和地区のシンボル、大凧にちなんだミュージアム。館内では4階までの吹き抜けに高々と展示された大凧をはじめ、世界各国の様々な凧を展示。作った凧を江戸川河川敷広場であげることができる手作り凧教室が人気です。2階には貝塚や住居跡など古代の庄和の暮らしを学べる歴史資料室もあります。
所在地/ |
春日部市西宝珠花637 |
電話/ |
048-748-1555 |
交通/ |
電車:東武野田線 南桜井駅下車北口からタクシー10分または東武伊勢崎線春日部駅東口から朝日バス大凧会館入口下車徒歩3分
車:東北自動車道岩槻ICから15km(25分) |
開館時間/ |
9時〜16時30分 |
休館日/ |
毎月第2・4月曜(祝日の場合はその翌日)1月1日、12月29日から31日 |
入館料/ |
大人300円、児童・生徒150円(20名以上は大人250円、児童・生徒100円) |


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春は牛島の藤見物、街の中心には芭蕉も歩いた日光街道が通るなど、春日部には吟行やスケッチに出かけたくなる、大人の琴線に触れる見どころがたくさん。
街道沿いに並び建つ商家の蔵に往時の面影を求めて歩くのもまたよし。緑豊かな街路樹が続くゆったりとした歩道を行けば、“彫刻のある街”をテーマに生まれたさまざまなアートとの心和む出会いも待っています。
道中おなかが空いたら、藤色の幟が目印の名物“藤うどん”でもいかが?そして、歩き疲れたら古利根川にかかる公園橋でひとやすみ。日が暮れる頃、あなたはすっかり春日部を好きになっているはずです。

春日部市
市役所所在地
〒344-8577
埼玉県春日部市中央6-2
TEL 048-736-1111


春日部商工会議所


庄和町商工会


総面積 65.98平方キロメートル
総人口 240,556人 |