

全国ブランドのせんべいに負けじと、草加で売り出し中なのが「百代そば」。この名前は、芭蕉の『奥の細道』の冒頭文、「月日は百代の過客にして…」の草加宿にちなんで考案されたものです。
そばは元々「細く長く」と、長寿の食べ物とされてきましたが、さらに「百代」という言葉の通り、長寿を願い、具も体によい食材を取り入れた草加ならではのそばです。載せる具は各店がそれぞれ工夫を凝らし、店によって違っているので、食べ比べもおススメです。草加蕎麦商組合長の山本さんいわく、「そばは、挽きたて・打ちたて・茹でたての3たてがいちばん。ぜひ草加で百代そばをどうぞ。」
100歳長寿者のことをセンテナリアンといいますが、草加では日本の平均よりその割合が高いかも?せんべいだけにとどまらない草加の名物、ぜひ食してみてはいかが。




各店ごとにアレンジされ、栄養バランスを考えてつくられているという百代そば。「のし」の作業をしっかり行ったコシのあるそばと具材とのマッチングも見事ですよ。

問い合わせ
草加蕎麦商組合
TEL 048-922-2368
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江戸時代より「草加松原」「千本松原」と呼ばれ、「日本の道百選」にも選ばれた名所。草加の代表的な景観で、旧日光街道の草加6丁目橋から旭町1丁目まで、綾瀬川沿いに約1.5kmの松並木が続いています。現在は約630本の松が植えられ、四季折々の景色を眺めながら散歩を楽しめるコースになっています。遊歩道の南端には、正岡子規の句碑や松尾芭蕉の像などもあり、また近くには江戸情緒豊かに昔の河岸を再現した札場河岸公園もあります。
所在地/ |
草加市松江 |
電話/ |
048-922-0151(草加市役所産業振興課) |
交通/ |
電車:東武伊勢崎線 松原団地駅下車徒歩3分 |


せんべい、ゆかた、皮革など、草加の伝統的な地場産業を紹介するギャラリーです。販売コーナーもあり、お気に入りの品を購入することもできます。土・日・祝日のみせんべいの手焼き体験も実施。要予約で、一人500円で楽しめます。
所在地/ |
草加市松江1-1-5 草加市文化会館内1階 |
電話/ |
048-931-1970 |
交通/ |
電車:東武伊勢崎線 松原団地駅下車徒歩5分 |
開館時間/ |
10時〜18時 |
休館日/ |
毎月第1水曜、年末年始(12月29日〜1月3日) |
入館料/ |
無料 |


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草加せんべいで有名な草加市。名物があると人は勝手に遠い地方を想像しがちですが、場所は上の地図のとおり東京からスグ。で、ありながら、草加には都会的な部分だけでなく自然もいっぱい残っています。
少し散歩をすれば中川、綾瀬川など水と緑に恵まれた豊かな自然がそこかしこに。もちろん、草加宿として日光街道を歩んだ古の旅人たちの足跡も見逃せません。
そんなロマンを感じられる草加で味わえるのが、やはりなんと言っても草加せんべい。そして長寿・健康への願いを込めてつくられた百代(ひゃくたい)そば。いずれも草加に来たなら食べぬわけにはいきませんね。

草加市
市役所所在地
〒340-8550
埼玉県草加市高砂1-1-1
TEL 048-922-0151


草加商工会議所


総面積 27.42平方キロメートル
総人口 233,716人 |