

荒川と新河岸川の豊かな引き水に育まれた地米「朝の光」。
コシヒカリと並び、この地方で盛んに栽培されている米で、口に入れると
"朝日のように爽やかな光が注ぐ"と喩えられる風味豊かな旨味からこの名が付けられたそうです。
この米どころ、志木市が誇る地米「朝の光」と荒川のきれいな伏流水、そして全国新酒品評会などで数々の受賞歴を持つ酒造所が出合い、銘酒「いろは桜」は生まれました。
精米度65%、本醸造の端麗旨口タイプで、常温または少し冷やしていただくのがおすすめ。芳醇でなめらかな香りと味わいが口の中に広がります。またお燗にするならぬる燗で。どんな料理にも合うのもこのお酒の特徴です。




市内の限られた酒店で購入可能。詳しくは下記までお問い合わせください。

問い合わせ
朝霞小売酒販組合志木支部
TEL 048-471-0130
※お酒は20歳から! |



かつて江戸と川越を結ぶ重要な輸送水路であった新河岸川。中継地点の現在の志木市は宿場町として栄え、多くの人の往来があったと伝えられています。
この地の食用鯉の養殖は明治時代半ばより始められ、明治末期には地元はもとより、遠来の役人、豪商、豪農によって、川魚料理屋がにぎわったといいます。その後も、太平洋戦争の戦前、戦中には、活鯉の品質の高さを認められ、軍関係の施設への納入が行われていました。
今でこそ、川魚料理店は1軒のみとなりましたが、100年を超える歴史に培われた伝統の味は、志木を代表する郷土料理として市民に愛されています。




明治11年(1878年)創業の下記店舗で味わえます。鯉こくは創業以来の伝統の味です。

問い合わせ
川魚料理 鯉清
TEL 048-471-1188
志木市上宗岡2-15-53 |
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一般的な桜の花びらが5枚なのに対して、この桜は雄しべの一部が 旗 のように変形した旗弁が1〜2枚加わるのが特徴。平成10年(1998年)にはヤマザクラ系の栽培品種の新種として登録されました。その名由来の長勝院はこの桜がある場所にかつてあった寺院。またこの地には、在原業平と時の城主の姫の悲しい恋物語が語り継がれています。志木市の天然記念物で、市民の木にも指定されています。
所在地/ |
志木市柏町3-1138-1 |
電話/ |
048-473-1111(志木市観光協会) |
交通/ |
電車:東武東上線 柳瀬川駅下車徒歩7分 志木第三小学校裏 |
見学自由 |


明治10年(1877年)に建てられた木造二階建て土蔵造りの店蔵。建築以来、平成7年(1995年)に取り壊されるまで、七代にわたって薬屋として営業していました。各部に施された独自の意匠が見事で、貴重な文化財としていろは親水公園なかすの林に移築、保存されています。
所在地/ |
志木市中宗岡5-7040-2 |
電話/ |
048-473-1111(志木市役所教育委員会生涯学習課) |
交通/ |
電車:東武東上線 志木駅から東武バスまたは国際興業バス 志木市役所前バス停下車すぐ |
見学自由(内部の見学日は要問い合わせ) |


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東にさいたま市と境を隔てる荒川が流れ、市の中心部に新河岸川と柳瀬川が流れる水の豊かな市。新河岸川の川沿いは市民の憩いの場として親しまれています。また低地が広がる荒川付近では、昔から稲作が盛んです。
江戸時代には、新河岸川舟運の河岸場である引又(ひきまた)河岸が設置され交通の要衝として栄えてきました。
明治22年(1889年)の町村施行で志木町が生まれ、昭和19年(1944年)に志紀町、昭和30年(1955年)に足立町。そして、昭和45年(1970年)、現在の志木市に。名は移り変わっても、美しい川辺のまちの風景は、昔も今も市民の心の故郷なのです。

志木市
市役所所在地
〒353-8501
埼玉県志木市中宗岡1-1-1
TEL 048-473-1111


志木市商工会


総面積 9.06平方キロメートル
総人口 66,949人 |