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緑豊かな環境で食事をすることが気持ちいい ![]() |
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妻沼の名物と言えば、大きな大きないなり寿司。清水さんもこのいなり寿司がお気に入りです。 「お役所の外部ブレーンのような仕事もしていたのですが、集会やイベントの時などは、必ずこのいなりが出てきましたね。甘くて食べ応えがあり、とてもおいしい。妻沼の人たちの生活に密着している素朴な郷土料理です。」 妻沼で出会ったおいしいいなり寿司に続いて、昨年(平成17年)から暮らしている児玉では、名物の「児玉そば」を出すお気に入りの食事どころができたそう。 「その店は昔ながらの石臼で粉を挽く本格的なそば屋です。お店の中は各部屋が離れのようなつくりをしていて、窓からは日本庭園や近隣の山々の豊かな自然が眺められます。店員さんも皆温厚でとても上品。なにもかもが“ゆったり”しています。こういう雰囲気は、この店だけに留まりません。また、本庄早稲田駅付近の森の中にある喫茶店へふらっとコーヒーを飲みに入る。とても気持ちがいいんです。市内のどの店に入っても店員さんがガツガツしていない。その雰囲気が市全体にまで及んでいるような気さえしますね。」 清水さんにとって埼玉の“うまいもん”とは、素材や料理それぞれの魅力はもちろんのこと、自然な環境の中で食べることに意味があり、それはご自身の暮らしのテーマでもあると言います。 「東京にはたくさんの店があり、さまざまな物があふれています。それは便利で一見、埼玉よりも豊かに見えます。でも埼玉にはたくさんの緑やきれいな空気があり、そこには“ゆったり”とした時間が流れています。リッチなものはお金さえあれば買えますが、“リッチな気持ち”はお金では買えません。埼玉にはそれがある。東京もそれなりにいいところはありますが、それでも埼玉の豊かさは本当に魅力的ですね。」 |
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![]() 清水 章吾 しみず・しょうご。1943年生まれ。東京都港区出身。日本大学農獣医学部中退。18歳で、劇団「新派」に入団後、花柳章太郎氏の弟子を経て芸能界デビュー。映画・テレビドラマ・CMなどで幅広く活躍中。昨今ではチワワの“クゥーちゃん”との共演でお馴じみの某社CMが話題に。30代から所沢市で暮らしはじめ、現在は本庄市児玉在住。奥様は洋画家で、長女の響美さんはタレントとして活躍中。 |
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