

大利根町が生んだ音楽家、下總皖一(しもうさかんいち)の名曲「野菊」をイメージして作られたおまんじゅうは、ほんのり野菊の紫色。この色は生地に稲の原種に近い古代米を織り込むことによって生まれました。
「古代米は普通のお米よりも収穫に時間がかかるうえに、収量は半分しかありません。でも味と栄養価に自信があるから作り続けているのです。」と栽培農家の方が言うように、古代米の色素層にはビタミンや必須アミノ酸、ミネラルが豊富に含まれているのです。
つぶあん、こしあん、黒糖つぶあんと、3種のそれぞれの風味をぜひともお楽しみください。




下記売店で購入可。ほかに高菜まんじゅうなども人気です。

問い合わせ
農業創生センター
TEL 0480-72-2111
加須市佐波258-1
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古代米の中でも黒系統の黒米を小麦粉に織り込んだのが「黒米うどん」。薄い紫色と栄養価がプラスされている点は「野菊まんじゅう」同様です。
もちろん麺自体にもこだわりあり。なるほど、コシのある麺を噛めば粉自体のしっかりとした味わいが口の中に広がります。
農業創生センターの農村レストランには、これを目当てに訪れるお客さんが遠方からも絶えないのだとか。うどんファンなら試してみたい一品です。




農村レストラン1番の人気メニューです。

問い合わせ
農業創生センター
TEL 0480-72-2111
加須市佐波258-1
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大利根町の特産品を扱う道の駅。近隣の農家の新鮮な農作物や、施設内で加工された手作りの食品などを豊富に取り揃えています。また「黒米うどん」がメニューに並ぶ農村レストランが併設されています。
所在地/ |
加須市佐波258-1 |
電話/ |
0480-72-2111 |
交通/ |
車:東北自動車道加須ICから県道加須北川辺線沿い埼玉大橋の手前 |
営業時間/ |
10時〜19時(要問い合わせ) |
定休日/ |
水曜 |



地元の方の憩いの場であり、本格的な温泉として人気。 |
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大利根町総合福祉会館では、源泉かけ流しの本格温泉を楽しむことができます。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛など19にも及びます。
所在地/ |
加須市琴寄903 |
電話/ |
0480-72-5069 |
交通/ |
車:東北自動車道加須ICから5km |
営業時間/ |
10時〜20時 |
定休日/ |
火曜 |
利用料金(町外の方)/ |
0〜3歳無料、4〜12歳400円、13〜69歳500円、70歳以上400円 |


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大利根町はその約60%を田畑が占める農業地帯。とくに利根川の水利を生かした稲作が盛んです。近年では古代米やいちごの栽培、また農産物の加工品製造も盛んに行われるようになりました。
かつては利根川の氾濫と闘う歴史もありました。とくに昭和22年(1947年)のカスリーン台風では、決壊した堤防からの濁流が東京湾まで達したと記録されています。そのときの決壊口跡には、カスリーン台風をかたどったモニュメントが建立されています。
厳しい自然と共存してきた大利根町の人々。恵みであり驚異の存在であった利根川との深い結び付きから生まれた食文化をご賞味ください。

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