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わたしと埼玉、味なはなし:菊川 怜

菊川 怜
ふるさとの味は母の味 毎日の食卓に愛が溢れていました。

東大出身の美人女優として知られ、キャスターなど幅広い活躍をなさっている菊川怜さん。知性に溢れた爽やかな美貌が魅力の菊川さんは、埼玉県のご出身。この美しさの基礎づくりとなったのは、案外埼玉の食にあったのかもしれません!?


野菜が大好き!でもそれは、母の地道な努力の賜物


菊川さんは、小学校3年生の頃からの少女時代を、埼玉県の中央地区で過ごしました。

「埼玉の味と言われて、思い浮かべるのは“うなぎ”ですね。行きつけのおいしいうなぎ屋さんに、ときどき家族で行ったのを覚えています。」

と菊川さん。例えば、さいたま市はうなぎ祭りを催すほど、うなぎが有名。埼玉県中央地区にお住まいの菊川家においても、それは例外ではなかったようです。では、日頃、家庭ではどんなものを食されていたのでしょうか?

「子どもの頃からとにかく野菜をたくさん食べていました。サラダや温野菜が大好きなんです。」

と、今やブームのスローフード派。しかし、最初から野菜が好きだったというわけではなかった菊川さん。それを克服できたのは、何よりお母様の地道な努力の賜物によるものだといいます。

「小さいときはピーマンやセロリが苦くて食べられませんでした。そこで心配した母が、細かく刻んでハンバーグなどに入れてくれたんです。その甲斐あって、今では嫌いな野菜はなくなりました。」

お母様が食事で気を遣っていたのは、さまざまな食材をバランス良く摂るということ。毎日の食卓には、旬の野菜を使ったメニューや、フルーツなどがたくさん並んでいたそうです。

「すき焼き、鍋物、カレーライス…。ごくごく一般的な家庭料理だけれど、母の作るものはどれもおいしくて、身体に優しかった気がしますね。」


菊川家のスペシャルレシピは何とも不思議“トマットウ”

さて、菊川さんは、一日一個は必ず食べるというほど大の納豆好き。そこで、その納豆と埼玉特産の野菜を組み合わせた“菊川家スペシャルレシピ”を教えていただきました!

「納豆に卵黄と、サイの目に切ったトマトや長ねぎを入れるんです。トマトがポイントで、通称“トマットウ”(笑)。これも野菜嫌いの私のために母が考えてくれたメニューで、昔から頻繁に食卓に出ていました。」

気になるそのお味は?

「いろいろな人にすすめているんですけど…、意見が分かれます(笑)。でもこの間、番組でご一緒している福澤朗さんにご紹介したら、とても気に入ってくださって、“福澤家の定番メニューになったよ”なんておっしゃってました。」

菊川家のスペシャルレシピも、やはり、お母様の愛情がたっぷり込められたものでした。納豆にトマト。意外な組み合わせですが、才色兼備の菊川さんオススメとあっては、一度、試してみたくなるレシピですね。



菊川 怜

きくかわ・れい。1978年生まれ。埼玉県出身。'98年のデビュー以来、舞台、テレビドラマ、映画出演などで活躍。2002年からは日本テレビの生放送番組「真相報道 バンキシャ!」でキャスターを務め、まさに“才色兼備”の魅力を発揮している。2006年1月よりNHK金曜時代劇「出雲の阿国」に主演。


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