

「見た目や味に派手さは要らない。噛めばきちんとお米の味がする“究極の普通のせんべい”を作っていきたい。」
そう語るのは天保年間創業、150年余りの老舗せんべい屋「萬壽屋」の10代目主人。生地に使うお米は埼玉産のうるち米ひとめぼれに限定。生地作りから焼きあげまで一貫して手作りにこだわり、添加物など一切使いません。
通常、せんべい製造の工程は生地屋と焼き屋にわかれますが、「最高の品質を管理するにはすべての工程に責任を持つべき」とご主人。職人の誇りを胸に、創業以来の製法を今も守り続けるのです。




のり、しそ、醤油などさまざまな種類があります。

問い合わせ
萬壽屋
TEL 048-431-2438
蕨市北町2-10-9
|
 |



蕨駅西口にある蕨商店街の老舗和菓子屋が集い、「蕨市の発展のために」と作ったのが「わらびくん」。蕨市のマスコットキャラクターをヒントに作られたお菓子です。あんには甘酸っぱいリンゴと上質の手亡豆を使用。リンゴの酸味と手亡の甘さが絶妙にマッチしたこのお菓子には、郷土愛がぎっしりつまっています。




元気に跳ねて未来へ羽ばたくワラビーと蕨市をかけて作られたのが、市のマスコットキャラクターをかたどったこのお菓子。リンゴあん、こしあん、サブレーの3種。

問い合わせ
蕨銘菓を考える会(代表 風月)
TEL 048-431-2214
蕨市中央4-11-18 |
 |


本尊の十一面観音菩薩立像は平安時代後期の作で天正19年(1591年)には徳川家康から寺領20石を寄進する朱印状が授与された由緒ある寺です。足立板東三十三ヶ寺の20番、北足立八十八ヶ所の30番にあたる札所として知られています。
所在地/ |
蕨市北町3-2-4 |
電話/ |
048-432-3200(蕨市役所商工生活課) |
交通/ |
電車:JR京浜東北線 蕨駅下車徒歩20分 |
見学自由 |


江戸時代、参勤交代の大名や公家などが休宿した場所。老中水野忠邦も立ち寄ったといいます。現在建物は残されていませんが、敷地の一部にモニュメントが建てられ当時の趣を今に伝えます。隣接している蕨市立歴史民俗資料館と併せての見学がお薦めです。
所在地/ |
蕨市中央5-17 |
電話/ |
048-432-3200(蕨市役所商工生活課) |
交通/ |
電車:JR京浜東北線 蕨駅下車徒歩15分 |
見学自由 |


|
 |
 |
 |


蕨市は市域面積が全国一狭く、人口密度がもっとも高い市として知られているところです。もともと中山道の宿場町として栄え、当時も中山道69宿のうちで5本の指に入るほどにぎわっていたそう。今もその名残は旧中山道沿いの町並みなどに見ることができます。
人でにぎわう楽しい街にはいい話もたくさんあるものですが、ここ蕨にも感動のエピソードが。
それは戦後間もない昭和21年(1946年)のお話。当時の蕨青年団が20歳を迎えた成人者を招き、祖国再建を激励し前途を祝したというのです。
そしてこれが現在行われている成人式のはじまりなのだとか。いや、やりますね!蕨の人は。

蕨市
市役所所在地
〒335-8501
埼玉県蕨市中央5-14-15
TEL 048-432-3200


蕨商工会議所


総面積 5.10平方キロメートル
総人口 68,142人 |